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このサイトではノーザンダンサー、ナスルーラ、ハイペリオン、ネイティブダンサー、リボーなどの名競走馬であり名種牡馬達の物語を紹介します。
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●ネイティヴダンサー

ネイティヴダンサー(Native Dancer)は、アメリカの競走馬、種牡馬です。
ネイティヴダンサーの祖母ミヤコの馬名は日本人名からつけられています。母ゲイシャはそこから日本関係の名前を連想したと思われます。自身の馬名も父ポリネシアン(ポリネシア人)と母ゲイシャ(芸者)から民族舞踏家を意味するネイティヴダンサーと名づけられたということです。

現役時代は、22戦21勝で唯一の敗戦がケンタッキーダービー2着のみという素晴らしい戦績を残しました。いつの間にか先頭に立っているレースぶりと芦毛の馬体が当時のモノクロテレビでよく映えたことから、「グレイゴースト(灰色の幽霊)」の愛称で呼ばれました。
1952,54年度の米年度代表馬に選出されています。
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【ネイティヴダンサーの一生】
ネイティヴダンサーは2歳戦から活躍しました。
4月19日にニューヨークで初勝利を飾ると、続くユースフルステークスでは6馬身差で早くも重賞制覇を達成しています。

その後、ソエのためしばらく休養しましたが、8月のサラトガでは1か月の間に4戦を戦い、ホープフルステークスを含む4戦全てで楽勝しました。この活躍が伝わってネイティヴダンサーはアメリカでも徐々に名前が知られるようになっていきます。
この年は、さらにフューチュリティステークスをレコードで勝ち、イーストヴューステークスも勝利すると、同年の年度代表馬にも選ばれました。

それまでの2歳戦の賞金レコードを塗り替え、全米フリーハンデでも2歳としては過去最高にランクされることとなったのです。

このころにはすでにテレビ中継が始まっており、鹿毛や栗毛では区別がつきにくかったモノクロテレビでもネイティヴダンサーの芦毛の馬体はよく映えて、目立つ灰色の馬体が確実に1着でゴールするのでグレイゴースト(灰色の幽霊)と呼ばれ人気を博しました。
ちなみにこの馬は、出走した22戦のうち21戦で1番人気でした。

冬を暖かいカリフォルニアで過ごしたネイティヴダンサーは、春になってゴーサムステークスとウッドメモリアルステークスを叩いてケンタッキーダービーに向かいました。
そして、このレースがネイティヴダンサーの唯一の敗戦となりました。
楽なペースで逃げたダークスターをネイティヴダンサーは不利もあって最後まで捕らえきれず2着と敗れたのでした。

このレースでクラシック三冠を逃すことになりましたが、プリークネスステークスとベルモントステークスはジャミーケイに僅差ながら勝利し二冠を達成しています。
三冠競走は苦戦したもののネイティヴダンサーはこの後も走り続け、8月のアメリカンダービーまでさらに4戦を走り、実に4ヶ月で10戦を消化しました。三冠競走以外にも、真夏のダービーと呼ばれるトラヴァーズステークスなどに勝っています。

この後は、捻挫のため、この年を休養に当てましたが、4歳の5月にネイティヴダンサーは再びレースに戻ってきました。初戦を快勝すると、メトロポリタンハンデキャップも制し、結果的に引退レースとなったオネオンタハンデキャップに出走しました。このレースはネイティヴダンサーのあまりの人気に馬券が発売されなかったというエピソードが残っています。その時の法律で、単勝の配当が1.05倍以上と決められていたため、圧倒的人気となるネイティヴダンサーのことを考えると、主催者側が赤字になることが予想されたからです。

結局このレースも9馬身差で圧勝したネイティヴダンサーでしたが、種牡馬入りを優先して引退を決定しました。この年は2歳時に続く年度代表馬に選出されています。
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引退後はサガモア牧場で種牡馬入りしたネイティヴダンサーですが、自身の活躍に比べると物足りない産駒しか生まれませんでした。ところが、意外にも4戦のみで引退したレイズアネイティヴが種牡馬として成功し、その子ミスタープロスペクターがネイティヴダンサーの直系子孫を大きく発展させたのです。そして母父としてもノーザンダンサーが生まれ、こちらも大繁栄しています。

ネイティヴダンサーの子孫は隔世遺伝でとんでもない名馬を出す傾向があります。例えば、直系ではダンシングキャップからオグリキャップ、ダンキューピッドからシーバード、レイズアネイティヴからミスタープロスペクターやアリダーといった具合です。
また、自身が唯一勝てなかったケンタッキーダービーは、近年特にネイティヴダンサー直系が活躍する傾向にあるのは偶然ではないでしょう。

ネイティヴダンサーには、あの有名なアメリカンダミー疑惑がありました。
アメリカンダミーとはサラブレッドとクォーターホースの混血馬でサラブレッドと偽って登録された馬のことです。クォーターホースの血が入ることで短距離において速力の向上が見込まれます。ネイティヴダンサーも短距離が得意で繋が太く短いといったクォーターホースの特徴をもっているためアメリカンダミーとする説があったのです。ただし繋が短く見える写真は1枚だけで、蹄が草に隠れていたからそう見えるだけで、短距離を得意とはしていたが2400mのベルモントステークスも勝っているのだからアメリカンダミーでは無いとする反論する人も多いようです。
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【代表産駒】
◆カウアイキング(Kauai King) ケンタッキーダービー、プリークネスステークス
◆ネイティヴストリート(Native Street) ケンタッキーオークス
◆フラダンサー(Hula Dancer) 英1000ギニー、チャンピオンステークス
◆レイズアネイティヴ(Raise a Native)
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【血統図】
ネイティヴダンサー.JPG
posted by 楽天馬2 at 06:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 競走馬達の物語
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